2009年10月21日 |
「工場立地」大幅減少 経産省・上期の動向調査結果 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は09年上期(1-6月)の工業立地動向調査結果(速報)を発表した。 全国の工場立地件数は434件(前年同期比47.3%減)、立地面積は631ha(同35.2%減)だった。立地件数及び面積の大幅減少は、昨年来の世界金融危機による景気悪化の影響により、企業の設備投資計画の凍結・見直しや、投資意欲の減退によるとみられる。 地域ブロック別に立地動向を見ると、立地件数では山陰を除く全ての地域で前年同期比マイナスとなった。上位地域は(1)関東内陸:83件(2)東海:67件(3)近畿臨海:46件の順となり、都道府県別では(1)兵庫県:33件(2)群馬県:27件(3)愛知県:24件だった。 業種別に見ると、上位業種は(1)食料品製造業:63件(2)生産用機械器具製造業:55件(3)輸送用機械器具製造業:42件(4)金属製品製造業:39件(5)化学工業:28件(6)プラスチック製品製造業:22件となっており、近年、順位に大きな変化は出ていない。 化学工業のこれまでの推移は、◇2007年上期:41件、下期:37件 ◇08年上期:46件、下期:31件となっている。同じくプラスチック製品製造業は、◇07年上期:70件、下期:69件 ◇08年上期:47件、下期32件と推移している。 |