2009年10月29日 |
新日鐵化学・中間期決算 純利益30億円確保 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:新日鐵化学 |
新日鐵化学は29日、09年度中間決算(4ー9月)を発表したが、厳しい事業環境の中で売上高、営業利益、経常利益は前年同期を下回り、減収減益となった。当期純利益は1億円増加の30億円を確保した。 コールケミカル事業は、電極向けニードルコークスの出荷落ち込みにより収益が悪化した。化学品事業は中国経済の回復からスチレンモノマーの需給が改善したが、ビスフェノールAはアジア地域の需給改善が遅れた。機能材料は液晶テレビや携帯電話向け材料の出荷が回復し、MS樹脂、液晶カラーフィルター向けブラックマトリックス、ノンハロゲンエポキシ樹脂の出荷がリーマンショック以前の水準まで戻った。 【新日鐵化学・中間期(連結)決算】単位:億円 ( )前年同期実績 ◇売上高 865(1370) ◇営業利益 53(80) ◇経常利益 46(84) ◇当期純利益 30(29) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1256783256.pdf |