2009年10月30日
広東珠海市が「珠江デルタ西岸の核心都市」へ 11月6日 東京で説明会
【カテゴリー】:海外
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 広東省の珠海市が11月6日11時30分から東京・芝公園のザ・プリンスパークタワーで、同市の投資説明会を開く。

 昨年末、中国国家発展改革委員会が策定した「珠江デルタ地区改革発展計画(2008-2020)」で、珠海市が「珠江デルタ西岸の核心都市」と位置付けられたことから、国際産業都市としての積極的に投資を行うことにしたもの。

 同市では香港・珠海・マカオ大橋(36キロ、12月20日に起工式)の建設をはじめ、マカオに隣接する横琴新区開発、高欄港経済区の拡大(港湾、石油・石油化学)、珠海航空産業園の発展計画,広珠軽軌(広州—珠海の鉄道、2010年開通)の建設などを進めている。

 これら計画の進行によって、現在、新エネルギー・太陽光発電、造船および海洋開発設備、航空産業、精密機械電器などの製造業や石油化学、電子通信産業、アウトソーシングなどの産業が活発な動きを見せ、ビジネスチャンスとなっている。

 同市には既に3つの産業開発区があり、日系では住友化学、東洋インキ製造、キヤノン、キリンビールなどが進出している。また、中山大、清華大などによる大学センターも構築されている。

 説明会には劉小龍・珠海市常務副市長、周峰・市外経貿局副局長、董明珠・珠海格力電器総裁らが出席する。参加無料、要登録。
 
 問い合わせは珠海市駐日本代表事務所(TEL:03-3209-2624)