2009年10月29日 |
化学工業の生産指数、6カ月連続の前月比プラス 経産省統計 |
【カテゴリー】:行政/団体(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が29日発表した9月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前月比1.4%上昇の85.1、出荷指数は同3.4%上昇の87.12、在庫指数は同0.5%低下の94.6だった。 前月比プラスは7カ月連続。製造工業生産予測調査によると10月(3.1%)、11月(1.9%)とも上昇が予測されており、このことから同省では「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」との基調判断を据え置いた。 自動車、電子部品・デバイス工業、電気機械工業などが生産の上昇に寄与した。化学工業も順位は低いものの上昇に寄与した。プラスチック製品工業はマイナスとなった。 化学工業の9月の生産指数は前月比1.7%上昇の91.7で、4月以降6カ月連続の前月比プラスとなった。出荷指数は同3.8%上昇の93.7、在庫指数は同2.5%低下の93.9だった。在庫率は前月比8.2%低下の101.3となった。 プラスチック製品工業の生産指数は前月比△0.2%と2カ月連続低下の84.6となった。出荷指数は同0.7%上昇の85.2、在庫指数は同1.8%低下の91.8だった。在庫率は3.0%低下の108.5となった。 |