2001年04月12日
鐘化、磐田化学の組換えDNA工業化計画を“指針確認”
経済産業省、「第1種利用」適合と判断
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省生物化学産業課は12日、鐘淵化学工業と磐田化学工業の両社から申請のあった、組換えDNAを使った工業化計画を「組換えDNA技術工業化指針」に適合していると確認した、と発表した。

 3月30日に開催した第1回産業構造審議会化学・バイオ部会組換えDNA技術小委員会で審議、その結果両社の設備・装置、運転管理方法などが「第1種利用」に適合していると判断した。
 
 両社とも「宿主」にはEscherichia coli(HB101株)を使用、利用目的は酵素、安全レベルは「第1種利用取り扱い」(GILSP)としている。
 この結果、同指針に基づく確認件数は延べ54社、371件となった。