2009年11月04日
大連市に中国最大の「発光ダイオード・パーク」 5平方キロ
【カテゴリー】:海外
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 発光ダイオード(LED)の照明分野への利用を目指し、産業パークの建設が活発に行われている中国の大連市で、最大規模の産業拠点が構築されることになった。総投資規模は100億元、面積5平方キロで、まず、向こう2年間に30億元を投資する。

 計画では日本、マレーシア、中国の企業5社が10月末に着工(投資額13億5,000万元)、LED大出力チップ、エピウエハーおよびパッキング、ディスプレイ、照明器具の工場建設を開始した。

 大連の国家半導体照明産業拠点の瓦房店光電パークで、すでに台湾と国内2社が進出。このうち大連九久光電科技はLED照明灯を生産、広い地域に販売している。
 
 大連には米インテルのチップ工場など40余りの半導体研究、生産会社があり、LED照明を含む光電産業の集積地となっている。