2009年11月04日
三井化学、ブラジルに現地法人設立へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は経済成長の著しいブラジル市場に本格進出するため、現地法人を設立することを決めた。主に包装材・自動車材分野で使用される高機能樹脂の販路拡大拠点として活動展開する。
 
 社名は「Mitsui Chemicals Brasil Sociedade Limitada」で、2010年6月サンパウロ市に設立する。資本金1800万レアル(約1億円)で、三井化学の100%(三井化学99%、米国法人 Mitsui Chemicals America 1%)出資会社となる。
 
 「ブラジルは世界最大の食肉・農産物の輸出国、また世界第6位の自動車生産国であり、包装材や自動車材分野を中心に大きなビジネスチャンスが期待できる。現地で盛んなバイオ産業なども当社の戦略に活かしていきたい」と同社では言っている。