2009年11月10日 |
日本ゼオン・第2四半期減収益 最終損失14億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンが10日発表した09年度第2四半期連結決算は、世界的な経済混乱の影響を受けて売上高、利益とも前年同期を大幅に下回ったが、在庫圧縮や投資抑制などコスト削減に努め当期純損失を14億円にとどめた。 エラストマー素材部門はゴム、ラテックス、化成品とも販売数量、売上高が前年を下回ったが、高機能材料部門では、液晶向け光学フイルムの販売が好調で販売数量、売上高とも前年同期を上回った。工場(富山県氷見市)では生産ラインを増強して対応した。 全体的には4ー6月期を底に回復傾向にあると判断。このため通期業績予想は変更せず、3月期には黒字化達成を目指す。中間期配当は見送り期末配当5円を予想。 【日本ゼオン・第2四半期(連結)予想】単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 102,704(△34.4) ◇営業利益 △1,717(-) ◇経常利益 △1,981(-) ◇当期純利益 △1,400(-) ◇1株当たり純利益 △5.93円(20.27円) <通期(連結)予想> ◇売上高 213,000(△20.8) ◇営業利益 4,000(36.2) ◇経常利益 2,000(△48.0) ◇当期純利益 1,000(△59.6) ◇1株当たり純利益 4.24円 |