2009年11月10日
アステラス製薬、米アイアンウッド社と「リナクロチド」ライセンス契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は10日、米国の医薬品会社アイアンウッド社(本社:米国マサチューセッツ州)と、同社が慢性便秘治療薬として開発中の「Linaclotide(リナクロチド)」の日本およびインドネシア、韓国、フィリピン、台湾、タイでの開発、販売に関する独占的なライセンス契約を締結したと発表した。

 「リナクロチド」は、1日1回投与の経口C型グアニル酸シクラーゼ(GC-C)受容体作動薬で、腸内腔の水分分泌と腸内移送を亢進し便秘を改善する。
 
 アイアンウッド社は現在、米国で第3相臨床試験を実施中。

 対価は契約締結時一時金30百万ドルおよび開発の進捗に合わせたマイルストンを含む総額75百万ドルのほか、売上に応じたロイヤリティ支払いとなっている。
 
ニュースリリース参照

http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1257835629.pdf

(英文)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1257835629.pdf