2009年11月11日
環境省、静岡など3県で「微量PCB汚染廃電気機器」焼却試験
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

 環境省では18日から静岡、茨城、富山の3県で「微量PCB汚染廃電気機器」の焼却実証試験を実施することを決めた。
 
 PCBを使用していないトランスの中には、実際には微量のPCBが混入した絶縁油を含むものが多く残されており、処理体制の整備が課題となっている。
 
 同省では既存の産業廃棄物処理施設でこうした「微量PCB汚染廃電気機器」の処理が安全かつ確実に実施できることを確認するため、各自治体および処理事業者、専門家らの協力を得て焼却実証試験を実施することにした。
 
<実証試験の概要>
(1)実施場所と実施期間
◇静岡県富士宮市=株式会社ミダックふじの宮(11月18日〜20日)
◇茨城県ひたちなか市=株式会社カツタ(11月25〜27日)
◇富山県富山市=株式会社富山環境整備(12月1日〜3日)