2009年11月11日 |
08年度の温室効果ガス排出量 前年比6.2%減少、環境省 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は11日、2008年度のわが国の温室効果ガス排出量(速報値)は12億8,600万トンだったと発表した。 京都議定書による基準年の排出量と比べると、総排出量としては1.9%上回っている。 2007年度の総排出量と比べると、産業部門をはじめ各部門のCO2排出量が減少したことなどにより、総排出量としては6.2%の減少となっている。 08年度排出量が07年度比減少した原因としては、金融危機や急激な景気後退に伴う産業部門をはじめとする各部門のエネルギー需要の減少が挙げられる。 また、原子力発電所の利用率が長期停止の影響を受けていない時の水準(1998年度実績値)にあったと仮定して総排出量を推計すると、08年度の総排出量は基準年比で3.1%の減少となる。 |