2009年11月12日 |
チッソ・中間期 純利益17億円、通期予想を上方修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは12日、09年度中間期決算を発表した。売上高は前年同期比21.6%の減収、経常利益は同21.4%の減益で、特別損失として22億8,500万円の水俣病補償関係費用を計上したが、当期純利益16億7,800万円を確保した。 液晶、電子部品等の機能材料分野は、液晶ディスプレイ(LCD)市場に活況が戻り、関連材料の出荷が大幅増加した。可塑剤オキソコールは中国、東南アジアへの輸出が堅調、中国(広州ES繊維有限公司)で生産する不織布も東南アジア向け輸出が増加した。合成樹脂はポリプロピレン、ポリエチレンとも苦戦。 第2四半期累計期間の業績改善を踏まえで、通期予想を上方修正した。 【チッソ・中間期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 117,149(△21.6) ◇営業利益 10,566(3.0) ◇経常利益 6,523(△21.4) ◇当期純利益 1,678(△56.1) ◇1株当たり純利益 10.77円(24.52円) <09年度通期(連結)予想> 単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 250,000(200,000) ◇営業利益 17,000(13,000) ◇当期純利益 7,000(5,200) ◇1株当たり純利益 44.92円 ニュースリリース参照 ○決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1258006281.pdf ○業績予想修正 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1258006281.pdf |