2009年11月12日
クレハ、公取委審決に不提起決める「課徴金支払いに応じる」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クレハ

 クレハは12日、公正取引委員会から塩ビ樹脂向けモディファイヤー(強化剤)の販売をめぐり課徴金2億6,849万円の納付を命じる審決を受けた(既報)ことに対して「さらに争うことはせず、審決取消訴訟を提起しないことを決めた」と発表した。
 
 審決内容を精査した結果、公取委の判断と会社側の見解に相違点はあるものの、訴訟提起による時間的・費用的負担等を勘案した結果、審決取消訴訟は提起しないとの結論にいたった。課徴金の納付が同社の今期業績に与える影響は軽微。
 
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1258016736.pdf