2009年11月17日
9月のエンジニアリング受注高(確報)、減少幅やや拡大
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省は17日、エンジニアリング業の9月受注高(確報)を発表した。受注計は908,799百万円で前年同月比17.7%の減少と9カ月連続の前年割れとなった。
 
 速報値は受注高922,791百万円(16.4%減)だったので、減少幅が1.3ポイント拡大した。

 内訳を見ると、「国内」は前年に電力プラントシステム、化学プラントなどの案件があったため、前年同月比2.8%の減少。「国外」は前年に電力プラント・システム、鉄鋼プラントなどの案件があったことから同41.6%のマイナスとなった。化学プラントは前年比23.7%(速報値は△15.7%)の減少となった。
 
 1件当たり受注高が5億円以上の受注件数は192件(前年同月比73.0%)だった。

【9月のエンジニアリング受注高(確報)】 単位:百万円 ( )前年同月比%
 
 <受注高合計>   908,799(82.3)
 (国内)      661,876(97.2)
 (国外)      246,923(58.4)
 
 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント    301,890(71.5)
 ・通信プラント    79,335(116.1)
 ・化学プラント    166,077(76.3)
 ・製鉄プラント    25,464(46.4)
 ・その他産業プラント 55,041(58.7)
 ・貯蔵・輸送システム 25,456(107.0)
 ・環境衛生システム  100,084(177.3)