2009年11月18日 | |
菅原・VEC会長「新規需要開拓に注力」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
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菅原公一会長(カネカ社長)は記者会見で「9月、10月と出荷量は落ちていないし、需給は安定状態で推移している。マーケットにも特に新しい動きは出てない」と述べたあと、最近の情勢や課題について次のように感想を語った。 「一時の“塩ビ離れ”現象は終息したが、最近はむしろ、地球環境問題や省エネに貢献するというので塩ビを見直す動きが出てきている。寒さとともに塩ビ製窓枠の出荷が増えてきたのはその一例だが、自動車メーカーの中にも小型化、軽量化の動きの中で、再度塩ビ樹脂の使用を検討するという話がある。非常にいいことだ。これからも新しい需要の開拓を積極的に進めていきたい。塩ビの需給について先行きはどうかだが、住宅や公共投資が本格的に立ち上がってこないと本物とはいえない。その意味でも先のことはもう少し慎重に見ていかないといけないだろう」 |