2009年11月20日 |
三菱ケミカルホールHD、売上高3.5兆円 世界ランキング6位 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨン、三菱ケミカルホールディングス |
19日三菱レイヨンとの経営統合を発表した三菱ケミカルホールディングス(MCHC)は、グループ売上高が3.5兆円を超え、米デュポンを抜いて世界ランキング第6位となった。 三菱ケミカル参加各社の売上高(2009年3月期)は ・三菱レイヨン 4,617億円(Lucite 08年12月期を合算) ・三菱化学 23,178億円(日本合成化学分を合算) ・三菱樹脂 4,122億円 ・田辺三菱製薬 4,148億円 三菱ケミカルホールディングスは中期経営計画「APTSIS 10」の中で、2015年のあるべき姿として売上高4兆円以上、営業利益4000億円以上をかかげてきたが、達成は十分可能となった。 小林喜光社長は記者会見のなかで「売上規模はある程度ないと、海外の強いパワーに対抗できない。バーニングパワーとしても必要だ。ただ(収益力の低い)汎用品を集めてまで拡大しようとは思っていない。目指すのはあくまで高機能商品、新エネ、ヘルスケアなどを軸にした、ケミストリー集団だ」との点を今後のポイントに挙げた 【世界の化学企業・売上高別ランキング】 (1)BASF (2)Dow (3)Lyondell Bassell (4)Bayer (5)Sabic (6)MCHC(三菱ケミカルホールディングス) (7)DuPont (8)Evonik (9)AKZO Nobel (10)Sumitomo Chemical(住友化学) ■注・出所=Thomson Reuters |