「アウトールAC」

　三菱樹脂は20日、一般住宅の外壁材と断熱材の間に使用する「透湿防水シート」の両面に独自のアルミコーティングを施した新商品を開発したと発表した。同日から商品名「アウトールAC」として全国販売を開始した。

　アルミコーティングすることによって、外壁材からの輻射熱を反射させ、内壁側に侵入する熱量を減少させる遮熱機能をもたせた。
　
　シート表面(外壁側)は、ドット状にコーティングし、裏面(内壁側)は、不織布に全面コーティングした。これにより従来の透湿防水シートに比べて、内壁温度を約3℃低く保つことが可能となった。2年後、5億円の販売を目指す。

■「アウトールAC」製品の特徴
・鱗片状のアルミ粒子を用いて、表面(外壁側)はドット状にコーティングし、裏面(内壁側)は不織布に全面コーティングした。従来品と同等の防水性と透湿性に遮熱性を付加したことにより、住宅の省エネルギーに貢献する。
・アルミコート層は、熱、湿気による酸化がしにくいため、遮熱性能の耐久性に優れる。
・基材に厚みのある不織布を採用したため施工性に優れている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1258684844.

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