2009年11月25日
カタール石油、シンガポールのPCS、TPCに出資
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:シェルケミカルズ、住友化学

カタール石油とシェルは11月11日、カタール石油がシンガポールの住化主導の2つの石化会社、PCSとTPCのシェル持分に参加する契約に調印した。12月初めにも実現する。

カタール石油とシェルは2007年に戦略的パートナーシップ契約を締結し、川上から川下全般で、双方が関心を持つインターナショナルな計画を一緒に行うこととしている。

現在、シェルはPCSに50%、TPCに30%を出資しているが、この持分をQPIとシェルの新設の50/50JVのQPI and Shell Petrochemicals (Singapore) Pte Ltd に譲渡する。譲渡価額は明らかにされていない。

QPIでは、QPIの目標は世界のエネルギー産業で主要なプレイヤーとなることで、カタールは石化原料の生産を増やしており、重要なアジア太平洋地域の石油化学事業に進出することで、グローバルな目標達成に一歩を進めたいとしている。

シェルはカタールで世界最大の2つのエネルギープロジェクト、Pearl GTL(Gas to Liquids)とQatargas 4 LNG 計画を行っている。