2009年11月30日 |
10月の鉱工業生産、8カ月連続上昇 化学工業は低下 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した10月の鉱工業生産動向速報によると、生産指数(2005年=100、季節調整済)は前月比0.5%上昇の86.1、出荷指数は1.3%上昇の88.8と、ともに8カ月連続の前月比プラスとなった。 製造工業生産予測調査によると、11月、12月とも上昇が予測されており、同省dうぁ「総じて見れば、生産は持ち直しの動きで推移している」との基調判断を据え置いた。 上昇したのは一般機械工業、金属製品工業、情報通信工業など16業種中9業種、低下したのは化学工業、プラスチック製品などその他業種を含めて6業種、自動車など輸送機械工業は前月と変わらなかった。 化学工業(医薬品を除く)は生産指数が前月比2.3%低下の89.5、出荷同3.0%低下の90.9、在庫同1.4%低下の92.6で、生産は3月以来7カ月ぶり、出荷は7月以来3カ月ぶりの低下となった。在庫率は同0.7%低下の100.7だった。 プラスチック製品工業は生産指数が前月比1.0%低下の85.0、出荷同2.3%低下の84.2、在庫は同0.1%上昇の92.2だった。生産・出荷とも8月以来2カ月ぶりの減少。在庫率は同1.0%上昇の109.2となった。 |