2009年12月01日
10月の石油統計速報 ナフサの生産・輸入増える
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁


 経産省・資源エネルギー庁が30日発表した10月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,776万キロリットルで、前年同月比93.9%と13カ月連続して前年を下回った。
 
 ナフサはエチレンプラントの稼動率上昇に備え生産、輸入とも前年同月比増加した。
 
 原油の輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  468万kl(前年同月比77.4%)
(2)アラブ首長国連邦 440万kl(同104.1%)
(3)カタール     219万kl(同136.7%)
(4)イラン      204万kl(同78.5%)
(5)クウェート    124万kl(同80.8%)だった。

 同月の中東依存度は89.8%で、前年同月比2.6ポイント増と3カ月連続して前年を上回った。
 
<10月のナフサ需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%)
◇生産   :1,688,533(101.6)
◇輸入   :2,451,314(110.1)
◇販売   :3,958,193(107.0)
◇月末在庫 :1,904,546(81.2)