2009年12月03日
10月の可塑剤需給 DINPとアジピン酸系の生産 前年比増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会が3日発表した10月の可塑剤需給実績によると、フタル酸系DOPはなお停滞が続くが、DINPは生産がようやく前年を上回り、出荷も96%と回復を印象付けた。アジピン酸系可塑剤も生産は前年比プラスとなった。
 
 10月実績は以下の通り。単位:トン ( )前年同月比%

【フタル酸系合計】
◇生産   20,948(93.9)
◇出荷   19,726(81.7)
・国内   19,420(82.3)
・輸出     306(54.1)
・在庫   19,541(70.0)

<DOP>
◇生産   12,759(95.7)
◇出荷   11,554(77.2)
・国内   11,278(78.0)
・輸出     276(55.2)
・在庫   10,491(80.3)

<DBP>
◇生産    132(108.2 )
◇出荷    155(68.6 )
・国内    155(68.6)
・輸出     0(ー)
・在庫    210(124.3)

<DIDP>
◇生産     0(0.0)
◇出荷    392(82.4)
・国内    392(86.0)
・輸出     0(0.0)
・在庫   1,143(115.3)

<DINP>
◇生産   7,551(101.8)
◇出荷   7,090(96.0)
・国内   7,090(96.0)
・輸出     0(0.0)
・在庫   6,431(57.0)

<その他>
◇生産   506(35.2 )
◇出荷   535(48.3 )
・国内   505(47.6)
・輸出    30(65.2)
・在庫  1,266(52.3)

【アジピン酸系】
◇生産   1,444(107.5)
◇出荷   1,526(90.6)
・国内   1,526(93.2)
・輸出     0(0.0)
・在庫   4,799(99.0)