2009年12月07日
BASF、亜酸化窒素を有効利用したCPonとCDonの新設備を稼動
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:BASF

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は7日、ドイツ本社の石化プラントで、建設中だった化学中間体のシクロペンタノン(CPon)とシクロドデカノン(CDon)の新設備が稼動したと発表した。投資総額は1億ユーロ以上、生産能力は年間約3万トン、48人を新規雇用した。

 新設備では、世界で初めて、亜酸化窒素による酸化反応を工業規模で利用する。温室効果ガスのひとつである亜酸化窒素は、副生品として発生する物質だが、新設備では亜酸化窒素を出発原料として有効活用する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1260164493.pdf