2009年12月10日
エコプロダクツ開幕 「塩ビコーナー」に人気
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会
人気を集める塩ビコーナー

 “問い直せ、日本の力 ソーシャルパワー元年”とうたった、わが国最大級の環境展示会「エコプロダクツ 2009」が10日、東京ビッグサイトで開幕した。リサイクルや省エネ、地球温暖化対策などへの関心が高い中、広い会場は721社・団体という多くの展示で埋まり、つめかけた生徒、学生たちが熱心にメモしながら見て歩く姿が目立った。
 
 メイン会場の一つ、東5ホールでは、中央に陣取った塩ビ工業・環境協会(VEC)の展示ブースが生徒たちの人気を集めていた。
 
 塩ビコーナーは“もっと知ろう、身近なエコ素材 塩ビ!”がキーワード。塩ビは省資源、長寿命な素材で、リサイクルに適している。地球温暖化防止にも貢献しているとリサイクル品の実物やパネル写真を使って説明している。
 
 「塩ビでエコライフ」をテーマに簡単なクイズを出し、正解者全員に賞品として塩ビ樹脂製の「下敷き」を配ったほか、環境問題の大切さを“電気紙芝居”を使ってPRするなどの工夫も生徒たちには大受けで、付き添いの先生と一緒に楽しんでいた。
 
 VECの関専務理事は「去年に続いて2度目の出展だが、今年はずい分人気があるみたいでうれしい。用意した賞品が足りなくなりそうです」と、ほっとした表情だった。「エコプロダクツ 2009」の会期は12月12日までで、入場無料。