2009年12月21日 |
BASF、無線ICタグ用フレキシブルアンテナ向け金属インク発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASF(本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は21日、無線ICタグ(RFID)向けのフレキシブルアンテナに使用する金属インク「CypoPrint(日本語名:サイポプリント)」を発売したと発表した。 RFIDとは、「Radio Frequency Identification」の略で、バーコードのシステムと同様に、品物を識別し、場所を特定する目的で使用される。サイポプリントインクは非導電性の材料でできており、RFIDタグ用アンテナの一般的な製造方法であるエッチング方式と比較すると、環境負荷が低く、コスト効果に優れている。サイポプリントを使用することで、アディティブ法によるRFIDアンテナの製造を世界で初めて可能にする。 アディティブ法でのアンテナ基板の形成は、アルミニウムエッチングによる方法と比較して、原材料の効率的な活用と環境負荷が少ないメリットがある。新製品のサイポプリントインクを使用すると、RFIDアンテナの製造コストを大きく削減し、その結果、アディティブ法による商業的な製造プロセスの確立が可能となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1261383519.pdf |