2009年12月21日
千代田化工 ブラジルの洋上LNG液化装置、基本設計受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は21日、ペトロブラス ネザーランズ社からブラジル向け洋上天然ガス液化装置「ONGU」(フローティングLNG)の基本設計業務(FEED)をSBMオフショア社(SBM)と共同受注したと発表した。
 
 ペトロブラス社、レプソン社、ガルブエネルギア社によるJVによりブラジル沖サントス海盆ブレソルト層鉱区で実施されるプロジェクトで、年産270万トンの洋上天然ガス液化装置の基本設計業務(FEED)を受注した。契約金額はランプサム契約で約4000万米ドル。完成は2010年末の見込み。
 
 計画中の洋上天然ガス液化装置は、随伴ガス処理量としては最大日量1400万立方メートルの能力を有し、液化天然ガス、ブタン、プロパン、コンデンセートなどの製品は専用船で運び、再ガス化ターミナル(LNG受入基地)を経由して市場に送られる。
 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1261384425.pd