2009年12月22日 |
ペトロチャイナ 寧夏製油所着工、PP10万トン設備も |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) ペトロチャイナ子会社の寧夏石油化学はこのほど、寧夏回族自治区の銀川(Yinchuan)で500万トン/年の製油所建設を開始した。 本計画は12月9日に国家発展改革委員会(NDRC)の承認を得たもので、70.3億人民元を投じる。 500万トン/年の常圧蒸留装置、260万トン/年の接触分解装置、60万トン/年の連続改質装置のほか、10万トン/年のポリプロ・プラント等を建設する。 2011年9月に生産開始の予定。 完成すれば、年173万トンのガソリン、238万トンのディーゼル油、21万トンのLPG、10万トンのポリプロを製造する。 商業生産開始後には年間売上高は150億人民元に達する見込み。 原油はペトロチャイナの寧夏自治区の長慶油田から供給を受ける。 本年9月25日に長慶油田のある惠安堡(Hui'anpu)から銀川までの141kmのパイプラインの建設が始まった。2010年6月に完成する予定で、これで原油を新しい製油所に送付する。 |