2009年12月28日
11月の石油統計速報 ナフサ生産 186万KLに戻る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁

 経産省・資源エネルギー庁が28日発表した11月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,752万キロリットルで、前年同月比95.5%と14カ月連続して前年を下回った。
 
 原油の輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  610万kl(前年同月比113.0%)
(2)アラブ首長国連邦 366万kl(同89.5%)
(3)カタール     192万kl(同86.7%)
(4)クウェート    162万kl(同122.4%)
(5)イラン      152万kl(同74.5%)だった。

 同月の中東依存度は90.0%で、前年同月比3.1ポイント増と4カ月連続して前年を上回った。

 ナフサ(石油化学用・その他用)は、生産、輸入、販売とも前年に大幅減少したこともあり前年比増加となった。生産量は20%増の186万KLに戻った。
 
<11月のナフサ需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%)
◇生産   :1,860,951(120.7)
◇輸入   :1,930,447(115.1)
◇販売   :4,090,644(114.5)
◇月末在庫 :1,573,507(82.4)