2001年04月09日 |
エチレン生産量、1~3月期計は193万1,800トン |
大分と四日市の設備停止もあり、前年同期を2.3%下回る |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工、三菱化学、経済産業省 |
経済産業省製造産業局の集計によると、わが国の今年1~3月期におけるエチレンの総生産量は、193万1,800トンとなった。前年同期の実績(197万7,900トン)を2.3%下回っている。 月別の対前年同月比は、1月が97.0%(生産量は67万1,600トン)、2月が93.3%(同61月難800トン)、3月が102.9%(同64万9,400トン)--となっている。一方、稼働率は1月が99.5%、2月が102.2%、3月が97.6%--と上下動している。 同期の総生産量が前年を下回ったのは、昭和電工・大分の年産22万1,000トン能力のエチレン第1号機が昨年9月に、また三菱化学・四日市の同27万6,000トンプラントが今年1月にそれぞれ操業を停止したことによるところが大きいと見られる。また、3月に発生した芸予地震によって一部のコンビナートが操短を余儀なくされたことも若干影響した模様。 |