2010年01月08日
ソーダ工業会の菅原会長「景気の本格回復に期待」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会
菅原公一会長

 日本ソーダ工業会の菅原公一会長(カネカ社長)は8日の新年賀詞交歓会での挨拶で「景気の先行きは不透明だが、か性ソーダは多くの産業界で重要な基礎素材として使われており、日本全体の景気回復が需要好転の必須条件になる。政府の景気刺激策と成長戦略の効果に期待している」と、一日も早い景気の本格回復に強い期待を示した。
 
 また、工業会の最重要課題として「地球温暖化対策および保安・安全活動への対応」を挙げ、環境省から提示された地球温暖化対策税(環境税)について「か性ソーダにとって電力は原料のようなもので、コストに占める比重が大きい。このコストが上がれば、たちまち国際競争力を失い、国内外の市場を失ってしまう。昨年12月導入反対の意見を出した。今回、導入は先送りされたが、今後も反対活動を続けて
いきたい」と、環境税にあくまでも反対していく考えを強調した。