2010年01月12日
アステラス製薬、成人気管支喘息治療薬を新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬とアストラゼネカ(本社:大阪府、加藤益弘社長)は、1月13日に成人気管支喘息治療薬「シムビコート(R)タービュヘイラー(R)30吸入」「シムビコート(R)タービュヘイラー(R)60吸入」(一般名:ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物)を新発売すると発表した。

 シムビコート(R)タービュヘイラー(R)は、1日2回投与のドライパウダー吸入式の成人喘息治療配合剤で特長は次のとおり。

 ・気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に1剤で優れた効果を示す。
 ・1剤で2つの成分を投与することにより喘息コントロールが可能という利便性に加えて含まれているホルモテロールの気管支拡張効果の発現が速いことから、患者が治療効果を実感しやすく、アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できる。

 シムビコート(R)タービュヘイラー(R)は、2000年に欧州で初めて承認され、現在では100を超える国と地域で承認されている。同製品は、アストラゼネカが製造・開発、アステラス製薬が流通・販売を担当し、プロモーション活動は両社で行う。