2010年01月13日 |
塩野義製薬 抗インフルエンザウイルス剤「ラピアクタ」承認取得 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:塩野義製薬 |
塩野義製薬は13日、抗インフルエンザウイルス剤「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」および「同バイアル150mg」 (一般名:ペラミビル水和物) で厚生労働省の製造販売承認を取得したと発表した。薬価収載後ただちに販売を開始する。 「ラピアクタ」は同社が米国BioCryst 社から導入し、日本国内で開発してきた。今回、成人の通常インフルエンザ感染への単回投与および症状に応じて反復投与について、承認取得した。小児への適応についても、すでに臨床試験を終えており、年度内に追加申請する方針である。 なお、米国ではFDA(米国食品医薬品局)によるペラミビル水和物のEUA(緊急使用許可)が出ているが、あくまでも新型インフルエンザ流行に伴う緊急措置であり、同剤の正式な承認取得は、今回が世界で初めてとなる。同社では今後、点滴静注用のインフルエンザ治療薬として、日本でのインフルエンザ治療に貢献したいとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1263367571.pdf |