2010年01月20日
三菱化学、子会社のジャパンエポキシレジンを吸収合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

 三菱化学は20日、完全子会社であるジャパンエポキシレジン(JER=本社:東京都中央区、山本庸二郎社長)を4月1日付で吸収合併すると発表した。
 
 JERは、1979年5月にシェル興産(当時)との折半出資により設立。その後高機能エポキシ樹脂分野への展開、原料ビスフェノールAとのプロダクトチェーン強化を目的に出資比率を引き上げ、2006年完全子会社とした。
 
 四日市に年産4万トンの生産設備をもち、LED封止材・IC封止材・特殊積層板などの先端電材向けを中心に製造・販売している。売上高約140億円(09年3月期)

 三菱化学は、同樹脂事業の研究開発の加速や事業運営の効率化、一体化によるシナジーを追求するため、同社を吸収合併することにした。
 
【ジャパンエポキシレジン株式会社の概要】
(1)事業内容 エポキシ樹脂および関連資材の製造・販売
(2)設立 1979年5月
(3)資本金 12億円
(4)売上高 約140億円 (2009年3月期)
(5)代表者 取締役社長 山本 庸二郎 (やまもと ようじろう)
(6)従業員数 約130名 (2009年3月末)
(7)所在地 ◇本社 東京都中央区日本橋 ◇工場 三重県四日市市川尻町 (三菱化学四日市事業所内) ◇研究所 三重県四日市市塩浜町1 (同)
(8)エポキシ樹脂生産能力 4万トン/年


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1263970200.pdf