2010年01月25日
出光興産、千葉製油所にバイオ燃料受入れ基地が完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産
着桟したCHEMWAY LARA 号

 出光興産は25日、千葉製油所(千葉県市原市、水田清継所長)内に設置を急いでいた、バイオマス燃料供給有限責任事業組合(本部:東京都港区、平井茂雄代表)のバイオETBE輸入一次基地「JBSL千葉ターミナル」が完成し、同日米国から第1船“CHEMWAY LARA 号”が到着して、さっそく受け入れを開始したと発表した。
 
 このバイオETBE(エチルターシャリーブチルエーテル)は、ブラジル原産のさとうきびをバイオエタノールの原料として、米国ライオンデルケミカル社が製造した。JISや「品質確保法」に定めるガソリン規格に合致しており、通常のガソリンと同じ使い方ができる。
 
 “CHEMWAY LARA 号”は30,000klのバイオETBEを積載。ターミナルには今回42,910kl容量のタンクを完成した。2月初旬から主に東日本地区の製油所に向けて出荷を開始する予定である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1264419857.pdf