2010年01月26日

住友商事、メキシコに農薬販売会社を設立

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：住友商事

住友商事は26日、メキシコに農薬販売会社サミット・アグロ・メキシコ(Summit　Agro　Mexico　S.A.de　C.V.)を設立したと発表した。世界21カ国目、米州では5番目の農薬販売拠点となる。 　メキシコは中南米でブラジルに次ぐ1億人の人口を有し、農業分野ではNAFTA発効後、対米農産物輸出が年率9%の高成長を続けるなど、北米における食糧生産基地としての重要性が高まっており、将来への期待も大きい。 　 　また日墨EPA(2005年4月)により農産物の対日輸出総額も増加基調にある。メキシコの農薬市場は最近5年間で年率12.4%の成長をみせ、2008年度は約8億1,400万ドル(世界第15位)の市場規模に達している。 　サミット・アグロ・メキシコは主に日本メーカーのスペシャリテイ農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤等)をメキシコ国内の地域ディストリビューターに販売し、5年後1,500万ドルの売り上げを目指す。 【Summit　Agro　Mexico　S.A.　de　C.Vの会社概要】 　社名　　　　　:　Summit　Agro　Mexico　S.A.　de　C.V. 　本社所在地　　:　メキシコ合衆国メキシコシティ 　出資構成　　　:　住友商事グループ100%出資 　従業員　　　　:　17名 　主要事業　　　:　メキシコ国内における農薬販売