2010年01月26日
塩野義製薬、初の国産インフルエンザ治療薬「ラピアクタ」発売
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:塩野義製薬

 塩野義製薬は、抗インフルエンザウイルス剤「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」および「ラピアクタ点滴用バイアル150mg」(一般名:ペラミビル水和物) を1月27日に発売開始すると発表した。

 同剤は米国BioCryst社から導入し、日本国内で開発、今月13日に世界で初めて製造販売承認を取得した、点滴静注用の抗インフルエンザウイルス剤 (ノイラミニダーゼ阻害薬) 。
 
 成人における通常のインフルエンザウイルス感染での単回投与および反復投与で治療効果が認められている。小児を対象とした臨床試験もすでに終了しており、年度内には追加申請する予定だ。

 今期(2010年3月まで)用として約70万人分の供給量が確保できる見込み。引き続き生産体制の拡充に努める。

 薬価は「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」1袋5,792円、「同点滴用バイアル150mg」は1瓶3,117円。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1264488924.pdf