2010年01月28日 |
三菱化学、中国の塩ビコンパウンド設備を倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は28日、中国の塩ビコンパウンド需要増大に対処するため、現地子会社の製造設備増強を決めたと発表した。一方、国内向けは日東化工への製造委託を9月末に終了し、名古屋事業所に集約する。 塩ビコンパウンド製品は、自動車の内装材や電線の被覆材等に使用され、今後特に中国、東南アジア、インドを中心としたアジアで長期的な需要の伸びが見込まれている。 同社は現在、海外では中国、タイ、シンガポール、北米など世界各国で塩ビコンパウンド事業を展開しているが、今回、特に中国の需要急増に対応するため、現地子会社である「愛普科精細化工(蘇州)有限公司」の製造設備を増強することにした。現有年産6,500トンを12,500トンに倍増する。完成は今年末の予定。 【愛普科精細化工(蘇州)有限公司の概要】 ・設立 平成14年4月1日 ・社長 豊田 師郎 ・本社所在地 中華人民共和国蘇州新区華山路148号 ・資本金 約3.3億円(24,831千元) ・売上高 11億円(平成21年12月期) ・従業員数 70人(平成21年12月末) ■関連記事 :http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=28286 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1264664353.pdf |