2010年02月02日
12月の可塑剤需給実績 フタル酸系国内出荷に回復傾向
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会が発表した2009年12月の需給実績によると、フタル酸系可塑剤の国内出荷がようやく前年(08年)水準に戻った。ただ、08年12月はリーマン・ショック後の世界経済混乱の中で、化学品の需給バランスそのものが大きく崩れていた。
 
■2009年12月の需給実績 単位:トン ( )対前年同月比%

【フタル酸系合計】
◇生産   17,284(77.2)
◇出荷   17,759(100.6)
・国内   17,372(102.2)
・輸出     387(58.5)
・在庫   18,859(62.3)

<DOP>
◇生産   10,251(70.5)
◇出荷   10,562(92.0)
・国内   10,205(94.3)
・輸出     357(53.9)
・在庫    9,361(70.3)

<DBP>
◇生産    122(85.3)
◇出荷    139(93.3)
・国内    139(93.3)
・輸出     0(-)
・在庫    167(81.5)

<DIDP>
◇生産    890(63.8)
◇出荷    375(133.9)
・国内    375(133.9)
・輸出     0(0.0)
・在庫   1,758(99.7)

<DINP>
◇生産    5,274(99.9)
◇出荷    6,106(118.4)
・国内    6,106(118.4)
・輸出     0(0.0)
・在庫    6,077(49.2)

<その他>
◇生産    747(71.8)
◇出荷    577(98.3)
・国内    547(93.2)
・輸出     30(ー)
・在庫   1,541(57.2)

【アジピン酸系】
◇生産   1,251(87.7)
◇出荷   1,363(110.4)
・国内   1,363(110.4)
・輸出     0(0.0)
・在庫   4,619(87.1)

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