2010年02月04日 |
09年のエチレン換算輸出入バランス 過去最大254万トン |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課が4日発表した09年12月のエチレン換算輸出入は、輸出が前年比45.1%増の233,200トン(輸出比率:35.2%)と増加し、輸入が同19.6%減の32,600トン(輸入比率:7.0%)にとどまった結果、輸出から輸入を差し引いたバランスは200,580トンと再び拡大した。前月のバランスは196,500トンだった。 輸出は引き続き中国市場向けを中心に増加傾向で推移。エチレンが41,000トンで前年比130%増えたのをはじめ樹脂、化成品など15品目中13品目で前年を上回った。輸入は12品目のうち前年を上回ったのは酢酸エチル(輸入量:4,665トン、前年比30%増)と酢酸ビニル(同739トン、98.6%増)の2品目のみだった。 2009年1-12月の輸出入バランスは、輸出がエチレン前年比61.0%増の294,5221トンとなったのに対して輸入は24.8%減少の407,126トン、差し引きバランスは過去最大の2,538,094トンとなった。これまでは2007年の1,996,400トンが最大だった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1265270918.tif |