2001年04月04日 |
資源エネルギー庁、ナフサの2001年度需要は2%減予想 |
来年度以降はBTX増産で横ばいか |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁によると、2001年度のナフサの需要は前年度比0.3%増の4,710万キロリットル(kl)となる見込み。しかし2001年度はエチレンセンターの生産量減少から2.0%減の4,614万kl、2002年度以降はほぼ横ばいで推移するとみている。 2000年度にエチレンの生産量が減少したにもかかわらずナフサの需要増加が見込まれるのは、原料に占めるナフサ消費量の割合が増加したことによる。また2001年度はアジア域内で大型石化プラントの立ち上がり等による輸出の減少に伴い、エチレン生産量の減少が予想されるとしている。 2002年度以降、エチレン生産量はマイナスないし横ばいで推移するが、BTX生産量が増加するとみられるためナフサ需要は2000~2005年度平均0.2%の伸び率で増加すると予測している。 なお同見通しは、政府経済見通しを基に、石油製品需要想定検討会がまとめた。 内訳は別表の通り。 http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/miti/oil0005>2000~2005年度石油製品需要見通し ※Eメール会員の方のみご覧になることができます。 ※iモードではご覧になることができません。 |