2010年02月08日
石化協、四日市で開催の「事故事例巡回セミナー」盛況
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

工場の保安・環境対策に力をいれている石油化学工業協会は5日、四日市で「第3回事故事例巡回セミナー」を開催、周辺会社の保安担当者に安全対策をより徹底するよう呼びかけた。

今回のセミナーは、実際に事故への対応や原因究明などに苦労した経験のある業界の先輩から体験談をきき、日常の保安活動に生かすのが狙い。

東ソー理事で四日市事業所長の前田由博氏の挨拶の後、三井化学社会・環境本部長付の藤村直孝氏が「失敗から私たちが学ばねばならないもの」と題し、また元出光興産千葉工場長の奥田宗博氏が「信頼・納得経営をベースにした安全文化・風土醸成による本質的事故防止を」をテーマにそれぞれ解説と講演を行った。

会場は四日市、名古屋などからかけつけた140人の参加者で埋まった。同セミナーは昨年の千葉、水島に続いて3回目だが「会員各社の関心は高く、毎回盛況です」と石化協事務局では話している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1265605590.doc