2010年02月15日 |
12月の鉱工業指数(確報) 生産・出荷とも速報値を下方修正 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が29日発表した09年12月の鉱工業動向指数(確報)によると、生産(2005年=100、季節調整済み)は前月比1.9%(速報値は2.2%)上昇の89.7、出荷は同1.0%(1.1%)上昇の90.5、在庫は同▲0.1%(0.0%)低下の93.6で、在庫率は同▲4.8%(4.7%)低下の107.9となった。生産指数の上昇は同年3月以来10カ月連続となった。 1月29日発表した速報値と比較すると、生産、出荷、在庫、在庫率とも下方修正となった。 製造工業稼働率指数は84.3で、前月比1.4%の上昇。製造工業生産能力指数は106.8で前月比0.1%の上昇となった。 業種別にみると、生産が上昇したのは電子部品・デバイス工業、一般機械工業など11業種、低下したのは輸送機械(自動車)、化学工業、プラスチック製品工業、繊維工業など6業種だった。 化学工業は、生産が前月比▲2.8%(速報値▲0.7%)の94.4、出荷は同▲0.4%(2.2%上昇)の94.0だった。在庫は同▲1.8%(▲1.5%)の93.4、在庫率は同▲6.9%(▲6.6%) 99.2となった。 プラスチック製品工業は生産が前月比▲0.9%(0.1%上昇)の86.1、出荷同0.6%上昇(0.9%上昇)の87.1、在庫は同▲1.1%(▲0.6%)の92.7で、在庫率同▲3.7%(▲3.6%)の106.5%となった。 |