2010年02月15日
独BASF 全世界でプロピオン酸とポリアルコール類の値上げを実施
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:BASF

 BASFジャパン(本社・東京都港区六本木)は15日、独BASF(本社・ルードヴィツヒスハーフェン)が全世界でプロピオン酸の価格を9日出荷分から、ポリアルコール類の価格を11日出荷分から値上げしたと発表した。

 プロピオン酸は、飼料用穀物の防腐、医薬品、農薬、食品防腐剤やプラスチックなどの用途に使われており、値上げ幅は欧州、アフリカ、中東で1キロ当たり0・10ユーロ、南北アメリカで1ポンド当たり0・07米ドル、アジア太平洋で1キロ当たり0・15米ドル。

 一方、ポリアルコール類は、無溶剤塗料などに幅広く使用されており、値上げ幅はネオペンチルグリコール(NPG)が欧州、アフリカ、中東で1トン当たり300ユーロ、アジア太平洋で同250米ドル、南北アメリカで1ポンド当たり0・10米ドル、トリメチロールプロパン(TMP)が欧州、アフリカ、中東で1トン当たり300ユーロ、南北アメリカで1ポンド当たり0・10米ドル、ヒドキロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステル(HPN)が欧州、アフリカ、中東で1トン当たり300ユーロ、アジア太平洋で同150米ドル、南北アメリカで1ポンド当たり0・10米ドル、1,6-へキサンジオール(HDO)がそれぞれ145ユーロ、150米ドル、0・10米ドルである。


ニュースリリース参照
○ポリアルコール類の価格を値上げ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1266220209.pdf

○全世界でプロピオン酸の価格を値上げ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1266220209.pdf