2010年02月16日 |
三井物産 米国内でシェールガス開発へ プロジェクトに参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は16日、三井石油開発と共同で、米国の石油ガス開発会社 Anadarko Petroleum Corporation(アナダルコ社)が米ペンシルベニア州で開発・生産中のシェールガス事業に参画すると発表した。2月15日(米国時間)にアナダルコ社とMEPUSA社(三井物産・三井石油開発の共同出資)間で事業参画契約を締結した。 三井側(MEPUSA社)が取得したのは、アナダルコ社がプロジェクト地域に保有する権益のうちの32.5%(持分面積約10万エーカー)で、対価は約1,400百万米ドル。 プロジェクトの規模(三井側の持分)は、ピーク時生産量 約360〜460 百万立方フィート/日(原油換算約6.0〜7.7 万バレル/日)、開発総費用は約3,000〜4,000百万米ドル。生産期間は約60年間となっている。 シェールガスとは、低い地層中に含まれる天然ガスのことで、米国では2000年以降、相次いで巨大シェールガスが発見され生産量も増加している。 アナダルコ社がプロジェクト展開しているペンシルベニア州マーセラス・シェール・エリアは、豊富な埋蔵量に加え、一大需要地である米国北東部に近く、また生産コスト面でも競争力が高いため、米国では最も有望なシェールガス産出地の一つだとしている。 ニュースリリース参照 ○米国ペンシルベニア州でのシェールガス開発生産プロジェクトに参画 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1266299699.pdf ○Participation in the Shale gas projects in Pennsylvania http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1266302292.pdf |