2001年04月04日
経済産業省、芳香族製品能力調べ、ベンゼン大幅減少
TXは小幅な変動、PXは変更なし
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:出光興産、経済産業省

 経済産業省化学課は4日、2000年12月末時点のわが国芳香族製品生産能力調査結果をまとめ、発表した。
 調査したのはベンゼン(27社)、トルエン(17社)、キシレン(26社)、パラキシレン(11社)の計4品目で、石油、石油化学、鉄鋼系の全社を対象にした。能力をより的確につかむため、1年以内に再稼動予定のない休止中の設備は能力から除外した。
 この結果、ベンゼンの合計生産能力は1999年末から19万6,000トン減って541万7,000トン、トルエンは1万3,000トン増の161万1,000トン、キシレンは1万1,000トン減の542万1,000トン、パラキシレンは前年と変わらず316万7,000トンとなった。
 ベンゼン設備の減少は、2000年春の出光興産千葉製油所のアロマックス装置の休止による。
 BTX、パラキシレンの各社別生産能力は別表の通り。

http://www.c-nt.co.jp/data/capa/miti/end00.html">主要石油化学製品生産能力調査(2000年12月末)
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