2010年02月23日
アジレント・テクノロジー、測定器単体で40A/3000Vのパワーデバイス・アナライザ/カーブトレーサ発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー
B1505A パワーデバイス・アナライザ/カーブトレーサ

 アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は23日、半導体デバイスの特性評価用として、パワーデバイス・アナライザ/カーブトレーサ「Agilent B1505A パワーデバイス・アナライザ/カーブトレーサ」を業界で初めて、測定器単体として最大40A(アンペア)/3000V(ボルト)の大電流測定のニーズに対応することに成功したと発表した。5月1日に発売し、7月に出荷開始の予定である。

 パワーデバイス市場は、グリーン・エンジニアリングや省エネルギー製品への需要の高まりもあって、近年急速に成長している。例えばハイブリッド自動車などの高効率な自動車や、ロボット、太陽電池、風力発電、電車などの産業用、IT(情報技術)向けの高速なCPU(中央演算処理装置)や消費者向け電気製品用の電力制御回路用など、電力消費を抑えるために高効率なパワーデバイスに対するニーズが高まっている。同社では、こうした分野の研究開発を行う半導体メーカー、材料メーカー、機器メーカー、自動車メーカーなどを対象に市場開拓を進める方針である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1266886492.pdf