2010年02月24日 |
プライムポリマー、メタロセン触媒系LLDPE「エボリュー」能力増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:プライムポリマー |
プライムポリマーは24日、メタロセン系触媒によるLLDPE「エボリュー」の需要拡大に対応するため、生産委託している日本エボリューの能力増強を決めたと発表した。 日本エボリューは、同社(75%)と住友化学(25%)の合弁会社。三井化学市原工場(千葉県)に年産24万トンの生産設備を持っているが、総工費25億円をかけて同30万トンに増強することにした。2011年11月完成の予定。 「エボリュー」は、1−ヘキセン(C6)をコモノマーとして共重合したメタロセン触媒系直鎖状低密度ポリエチレン(HAO−LLDPE)で、低温シール性や強度に優れている。 環境負荷低減などから“薄肉化”ニーズが高まり、食品包装用途を中心に日本およびアジアで需要が拡大しているため、安定供給能力を確保することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1266995184.pdf |