2010年02月24日 |
帝人化成、ポリカーボネート樹脂と樹脂加工品値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:帝人化成 |
帝人化成は24日、ポリカーボネート樹脂およびシート・フィルムなどの樹脂加工品の価格改定を実施すると発表した。 同社は昨年9月に春以降の原燃料価格上昇に対応するため価格改定を打ち出したが、浸透が不十分だった。その後もさらに高騰が続き、自助努力で吸収できる範囲を超えている。このため同社は、前回分と合わせて3月1日出荷分から実施することにした。 従って値上げ幅は、今回の1キログラム当たり40円に前回分(35円)を上乗せした国内1キログラム当たり75円以上、海外同0.78USドル(前回分0.38ドル、今回分0.4ドル)となる。現行製品価格の10%〜20%に相当。 対象製品は「パンライト」(ポリカーボネート樹脂)および「マルチロン」(ポリカーボネート系アロイ樹脂) 、樹脂加工品は「パンライト」のシート・フィルムのほか位相差フィルム、透明導電性フィルム、A-PETシートなどの全銘柄。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1266995370.pdf |