2010年02月25日 |
協和発酵キリン、新規がん性疼痛治療剤 製造販売を申請 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:協和発酵キリン |
協和発酵キリンは25日、厚生労働省にがん性疼痛に対する治療剤として開発中の「フェンタニルクエン酸塩舌下錠」の国内製造販売承認申請を行ったと発表した。 舌下投与によるフェンタニルの速やかな吸収と鎮痛効果を期待し、がん性疼痛の持続的疼痛管理時に起こる急激な痛み(突出痛)に対する治療剤として開発を進めてきた。国内で臨床試験を実施し、有効性および安全性が確認されたため、今回の申請となった。 同剤はオレクソ社(本社:スウェーデン)から導入、海外では「Abstral 」等の製品名で販売されている。日本国内では、久光製薬(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)と共同で販売を行う。 |