2010年02月25日
出光興産 ノルウェー領北海の探鉱・生産 2鉱区で試掘に成功
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は25日、子会社の出光スノーレ石油開発(本社:東京都港区、幅康浩社長)が、ノルウェー領北部北海の炭鉱・生産鉱区で原油の試掘に成功したと発表した。

試掘は現地法人出光ペトロリアムノルゲ(IPN)を通じて、9.6%の権益を保有する探鉱鉱区の「オメガノース」と生産鉱区の「ローワールンデ」構造で実施し、それぞれ油の集積を発見した。

試掘はまず、オメガノース構造で行い、その試掘井から、サイドトラック井をローワールンデ構造に伸ばして実施した。

試掘に成功した両構造は、すでに生産中のスノーレ油田の北東に位置し、水深約385m、海面下約2,500〜2,800mの深度に広がっている。

今後、詳細な埋蔵量の評価・検討を行うが、出光権益分で1−2百万バレル程度と推定される。その場合は、スノーレ油田へつなぎ込む予定。

スノーレ油田には2つの生産プラットフォームが建設されており、南部は1992年に生産を開始し、北部は2001年から生産を開始している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1267088010.pdf