2001年04月03日 |
エチレン換算の2月の輸出が前年の大幅減に |
出超量も前年を大きく割り込む |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局は3日、エチレンならびにエチレン系誘導品の2月の輸出入実績をまとめた。この中では、エチレン換算の総輸出量が前年同月を12.1%下回っている点が注目される。これで輸出のマイナス成長は6ヵ月連続に延びた。この結果、総輸出量から総輸入数量を引いた出超数量も前年同月を11.9%下回るかたちとなった。 同局の集計によると、エチレンならびにエチレン系誘導品の2月の輸出入実績は、エチレン換算の総輸出量が16品目合計で16万6,784トン、総輸入量が12品目合計で3万3,849トンとなっている。差し引き13万2,935トンの出超となる。 これらを前年同月の実績に比較すると、輸出は12.1%減、輸入は12.4%減、出超は11.9%減ということになる。 このうちの輸出の大幅減が特に目を引く。これには、LDPEの37.6%減、HDPEの29.6%減、EVAの23.5%減、EGの58.7%減、酢酸エチルの20.6%減--などが大きく影響している。中でもポリエチレンの大幅な縮小は絶対量がもともと大きいだけに軽視できないところだ。 これに伴い、今年1~2月の合計の前年同期比は輸出が92.9%、輸入が90.6%、出超が93.6%となった。 http://www.c-nt.co.jp/data/trade/200102b.html">2001年2月エチレン換算輸出入実績(表) ※iモードではご覧頂くことができません。 http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/trade/9699b>エチレン換算輸出入実績1996年~(月別) ※Eメール会員の皆様がご覧いただけます。 ※iモードではご覧頂くことができません。 |